お越しくださってありがとうございます。

昨日母が退院しました。

昨日の午後4時前に主治医の先生から、
経過説明とその後の治療方針の連絡が
入る予定になっていたのですが、
お昼ちょうどぐらいに着信。

電話に出ると、

もう退院していいよ

とのこと


前日大量の荷物を届けたのに、もう退院とは
びっくりしたのですが、もともと軽症だったのに加え
経過が順調だったのと、母のような高齢者は
病院にいると逆に弱ってしまうからだそうで・・・
(後は、単純にベット稼働の問題もあったとも思われます。
医療従事者の端くれなのでその辺の事情はわかる)

正直脳梗塞で、1~2週間の治療と聞いていたので
入院2日での退院は不安があったのですが、
先生が判断してのことですし、
職場で状況を話しても問題なさそうだったので、
仕事を早引きして父と迎えに行くことにしました。

病院勤務で良かったと思えたことは、
緊急を要する時は職場の病院が必ず受け入れる
と言ってくれたこと。
連携室という病院と病院をつなぐ役割をしてくれる
部署の看護師さんがよく話をする人だったので
今後についてのことや、病院に確認しておくと良いことなど
丁寧に教えてくれました。

今の職場でよかったと思えたことは
正直あまりなかったのですが、
今回みんな本当に親切で優しくしてくれて、
こんなに良い職場だったのかとありがたく思いました。

これから通院もありますし、
まだまだ忙しい毎日が続きますが、
母がこの程度で済んだのは本当に良かったですし、
その母のために働けることに悦びを感じる毎日です。

ただ、やはり今回
父が最低だと言うことが再確認出来まして、
昨日退院した母を置いて、
今日ゴルフに行ってしまいました

昨日父とした会話で、引っかかる節があったので、
母の食事が心配になり、朝お弁当を作って届けたのです。

すると案の定、父は母の朝食の用意さえせず
自分が出かける仕度をしていたのでした。

このコロナ禍。病人を抱えているのにこの危機感のなさ。
自分は大丈夫という、あの世代あるあるの意味不明の確信
その様子は本当に腹立たしく
許しがたいと思いました。

退院が決まってなかった昨日の朝、
ゴルフをやめようとしない父をどうやって止めようかと
悩んでいると、母からメールが来ました。

明日はお父さんが楽しみにしていた今年初のゴルフ。
気の合う仲間と楽しんでくるように伝えてね


と・・・

張り詰めていた私は、このメールを見て
涙が止まらなくなりました。

母の偉大さに気づかされたというか。
こういう人を許せる我慢強い母だから
脳梗塞になってしまったのかと・・・

さすがに、この母の優しさに触れたら
父は思い直すかと思いましたが、
そんなものが彼に通じるわけがなく、
あっさりゴルフに行ってしまいましたが・・・
(わが父ながらなんてひどい奴だ)

母は一人で大丈夫と言ったのですが、
退院したばかり。一人にしておくのは
私も不安でしたし、やはり心細いと思ったので、
事情を話して、一時間だけ仕事をして
その後実家に行きました。

私もハードだったので、母とゴロゴロしながら
合間に家事をしたり、父の悪口を言いまくって
楽しい時間を過ごしました。

ちなみに母に届けたお弁当がこちら
(私の分なので、盛り方がひどいけど 笑)
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切り干し大根と里芋の煮っころがし、
卵焼き二種と、ふるさと納税の雲仙ハムを焼いたもの
ほうれん草のお浸しに雑穀米。

昨日の晩と今朝で想いを込めて作りました。
味に自身がなかったのですが、
母はとても喜んでくれて、味も良くて感激したと
言ってくれました。

昨日の晩思い立ち、家にある材料で体に優しいものを・・・
と考えて作ったお弁当。
ちょっと大変だったけど作った甲斐がありました。
人のために作る料理って
いいものだなと思いました。

大変でありながら、毎日充実しています。
今は母がどんどん良くなることを願いつつ、
私は私に出来ることを精一杯やっていきたいと思います。


今日のいいこと
職場のみんなが優しかった
母がお弁当を喜んでくれた


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