前回までのお話はこちら→⑩⑪

連れていかれた場所は、一度お邪魔したことのある、
小売業のお店でした。
私もサロンで扱うマスカラを取引させていただいたことがあり、
オーナーとは顔見知りでした。

どうやらそのオーナーが、神様の力を授かったというのです。

そのお店には、その神様が祀られた祭壇があり、お供え物や花がたくさん。
多くの人が訪れていることがわかりました。

やや胡散臭いな・・・と思いながらも、誘ってくれた彼女の強い勧めもあり
正直に言えば、神頼みしたいという気持ちもあり祭壇に手を合わせ、
当時悩んでいた恋愛のこと、そしてサロンのことをお願いしその日は帰宅しました。

その一週間後ぐらいだったでしょうか?
神様にお願いした彼のことで、ショッキングな出来事が起きました。
その時の私は彼への想いが強すぎたので、激しく落ち込み家を一歩も
出られずにいました。

すると、この間直売所であった方から電話が鳴り、
今すぐに会いたいと言うのです。

正直そんな気分ではないと伝えたのですが、
何が何でもとのことで、こんな時にこんな急な呼び出しがあるのも
何か意味があるのかもしれないと、出かけることにしました。

待ち合わせの喫茶店で彼女はこう切り出しました。

これは本当に信じられない話かもしれない。
胡散臭いと思われるかもしれない。
だけどあなたにとって、大切なことだと思うから
聞くだけでもいいから聞いてほしい

私は彼女のことが好きでしたし、信用もしていたので、
なんの抵抗もなく話を聞くことにしました。

すると彼女は、デジタルカメラを取り出し
一枚の写真を私に見せてくれました。

それは、茶色く枯れたユリの写真。

先日の神様の祭壇に飾ってあったものだと彼女は言いました。
そして、このユリを枯らしたのは私なのだと。

彼女の話によれば、
私が帰った後祭壇のユリが一気に枯れたとのことでした。
それを見たオーナーが、これはまずいと。
私には非常にまずい存在が付きまとっていると言ったそうなのです。

今すぐ払わないと私の人生が大変なことになる

お祓いなどと言われると、やはり胡散臭い気持ちは否めませんでした。
でも同時に、今の私にはその可能性があるとも感じていました。

しかし

お祓い=高額なお布施

というイメージもあり、当時の私には到底払えないと思ったので
その旨を伝えました。

すると、

お金はいらない。
なぜなら神様が、あなたを無償で助けろと言ったから。
だから私はその使いでここに来たの。

との返事が。

ありがたいお話だと思ったと同時に、
これは大変なことが起きているかもしれない

と思い、オーナーの連絡先を聞きすぐお祓いをお願いすることにしました。




わたしのこと。なんかオカルトチックにもなってきて、
引き続き読んでいただけるか心配ですが、始めたので続けていきます。
私が伝えたいことがいつか伝わると良いのですが。
よろしければ応援よろしくお願いします

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ